■最新情報
■深井保健科学研究所 第22回コロキウム
◆主 催:深井保健科学研究所◆開催日:10月9日(月)(スポーツの日)◆時 間:11時45分~17時(受付11時から)◆会 場:TKP東京駅カンファレンスセンター2Fカンファレンスルーム2A◆会 費:当日参加費5,000円,三郷研究会会費5,000円 ◆参加方法:事前申込(別紙を記載の上、FAX(048-957-3315)またはe-mail 送付 ◆開催主旨: ユニバーサルヘルスカバレッジ(UHC)は,「すべての人が,適切な健康増進,予防,治療,機能回復に関するサービスを,支払い可能な費用で受けられる」ことと定義され,すべての人が経済的な困難を伴うことなく保健医療サービスを享受することを目指すというSDGsにも位置づけられた国際的なゴールである.WHOのグローバル口腔保健アクションプラン(2023-2030)の中でも,口腔保健ためのUHCの実現は包括的な目標の一つとなっている. 日本は,1961年に国民皆保険制度が達成され,2000年からは介護保険制度がスタートしている.この公的な医療保険・介護保険制度の中に歯科医療・口腔保健も位置づけられ,しかも母子保健,学校保健制度等公的制度があるので,日本は世界で歯科のUHCが最も進んだ国の一つである.しかしその一方,日本のUHCには,長所ばかりでなくその欠点も抱えており,特に超高齢社会における財源の確保および健康格差の縮小など課題は大きい.現在,議論されている国民皆歯科健診も,この日本のUHCの弱点を補うシステムとして考える必要がある. このような観点から,今回のコロキウムは,日本の歯科のUHCの過去および現在を考え,未来への指針について議論し整理することを目標とする. [深井保健科学研究所 第22回最新コロキウム・日本の歯科口腔保健のユニバーサルヘルスカバレッジ―その光と影]
■コロキウム提言◆2012コロキウム提言「歯の喪失防止と健康増進」[詳細]◆2013コロキウム提言「長寿社会と口腔保健」[詳細]◆2014コロキウム提言「口腔保健におけるライフコースアプローチ」[詳細]◆2015コロキウム提言 「健康長寿のためのNCDs予防と口腔保健」[詳細] ◆2016コロキウム提言 「2050年の口腔ヘルスケア」[詳細] ◆2017コロキウム(第16回)「老化と栄養」 [プログラム] ◆2018コロキウム(第17回)「超高齢社会の健康を考える」 [プログラム] ◆2019コロキウム(第18回)「公衆衛生と医療」 [プログラム 提言] ◆2020コロキウム(第19回)「COVID-19と口腔保健・歯科医療のニュー・ノーマル」 [プログラム 提言] ◆2021コロキウム(第20回)健康格差縮小のための口腔ヘルスサービスへのアクセス -そのバリアをどう取り除くか [プログラム 提言] ◆2022コロキウム(第21回)口腔と全身の健康-過去・現在・未来 [プログラム」 ◆2023コロキウム(第22回)日本の歯科口腔保健のユニバーサル・ヘルス・カバレッジ -その光と影- [プログラム」
■「ヘルスサイエンス・ヘルスケア (Health Science and Health Care) ISSN1881-1892」ヘルスサイエンス・ヘルスケアは、2001年から発行されている学術雑誌です。 健康科学とヘルスケアに関する最新の知見や情報が論文として掲載されています。 全文PDFで公開され、その学術情報は、世界中に発信されています。ヘルスサイエンス・ヘルスケア [読む] 原稿受付中 [投稿規定]
口腔保健と全身との関係に関する調査・研究の一環として、歯の保存状況と生命予後との関係について、宮古島住民5,700名を対象としたコホート調査を行っている.15年間の追跡の結果、男性では機能歯数が多い群ほど有意に生予後が良好であることが示された.[詳細]
英国にはNHS,日本には国民皆保険制度がある.いずれも世界の中で独自の社会保障システムを長期間に亘り確立している国である.両者のシステムには、英国のGPと専門医との機能分化、日本にはフリーアクセスという特徴がある.本研究では、両国の一般歯科医、専門医を対象に同じ臨床ケースシナリオを用いた比較研究を行った.[詳細]
■図書紹介 ■深井穫博 編著 健康長寿のための口腔保健と栄養をむすぶエビデンスブック 医歯薬出版株式会社 2019年8月10日発行 [詳細] 本書は,口腔保健と栄養の専門職が連携して各場面で実践するためのエビデンスをまとめたものです.歯科医師・歯科衛生士,管理栄養士・栄養士,保健介護職種,行政関係者,研究者等が活用できます。 ■深井穫博 著:歯科医院力を高める保健指導実践ガイド、医歯薬出版、2013年9月発行 [[詳細] 健康教育・保健指導,ヘルスプロモーションの理論と実践を解説。本書は,歯科医師をはじめとする歯科保健医療者が,地域や歯科医院の中で行う保健指導力を高めるための,技術や理論的背景を簡潔にまとめたガイドブックです。 ■深井穫博他編:口腔保健推進ハンドブックー地域を支えるオーラルヘルスプロモーション 医歯薬出版 2009年9月発行[[詳細] 歯科医療関係者が地域で活動する際に必要とされるのは,保健行政,教育,介護・福祉,医療といった多職種と協同したチームアプローチと,口腔保健の効果や成果について,科学的な根拠をもって簡潔に説明する能力です.本書は,口腔保健に関する最新の情報を,手元に置いていつでも確認できるハンドブックの形にまとめられています。
1.上條英之,神原正樹,金澤紀子,深井穫博,三木昭代,新井誠四郎.歯科口腔保健法とこれからの歯科医療-人生80 年の健康長寿を目指して(座談会).8020 2013;12 :16-32 [[詳細]] 2. 深井穫博,大内章嗣.歯科保健推進条例の広がりと今後の展望.保健医療科学 2011;60(5 ):366-372 [詳細]
3. 深井穫博,大内章嗣,池主憲夫.歯科保健条例の広がりと8020 運動.8020 2011;10:78-83 [詳細] 4. 深井穫博:「歯科口腔保健の推進に関する法律」成立 歯科医療はどう変わっていくのか. the Quintessence.2011;30(10):51-54 [ 詳細] 5. 8020推進財団:歯科口腔保健法および都道府県条例.[詳細]
■第28回日本健康教育学会学術大会(東京) [詳細]◆会 期:平成31(2019)年6月29日(土)~30日(日) ◆会 場:東京大学本郷キャンパス 東京都文京区本郷 7-3-1 医学部教育棟鉄門記念講堂 ◆学会長:深井穫博 (深井保健科学研究所) ◆テーマ:健康教育・ヘルスプロモーションと健康政策‐健康寿命の延伸に向けて分野ごとの短期・長期アウトカム評価をどう共有するか。
■最新図書・論文紹介1. 深井穫博(編著)。保健医療におけるコミュニケーション・行動科学 第2版・医歯薬出版、2022年2月発行2. 深井穫博ほか: 歯科患者の口腔保健状態と全身の健康状態との関連 -8020推進財団 歯科医療による健康増進効果に関する研究(3年間追跡調査)-.日本歯科医学会誌, 38: 84-93, 2019. 3. 深井 穫博: 超高齢社会における歯科医療のカッティングエッジ 拡大する歯科口腔保健の役割. The Quintessence, 38(1): 0027-0028, 2019. 4. Fukai K, et al. Oral health for an ageing population,Achieving a healthy ageing society,FDI,2018. 5. Fukai K, et al. Oral health for an ageing population,Roadmap for healthy ageing,FDI,2018. 6. 中村修一,深井穫博,大野秀夫他.ネパール歯科医療協力会30年の活動‐ネパール人の自立と持続-歯界展望 2018,132(3): 589-613.7. 深井 穫博ほか.歯科患者の口腔保健状態と全身の健康状態との関連 8020推進財団 歯科医療による健康増進効果に関する研究(2年間追跡調査), 日本歯科医学会誌 2018,37:63-72 8. 深井穫博.診療報酬・介護報酬と地域保健医療介護,歯界展望2018,1132(2):393‐399. 9. 深井穫博.長寿社会における健康政策課題と8020運動,日本歯科医師会雑誌2017,69(10):16-17. 10. Fukai K, Ogawa H, Hescot P.Oral health for healthy longevity in an ageing society: maintaining momentum and moving forward. Int Dent J. 2017Sep, 67 Suppl 2:3-6. 11. 深井穫博.少子高齢社会における社会保障と歯科医療・口腔保健,歯界展望 2017, 130:582-583. 12. 深井穫博.グローバルな高齢化の課題に歯科臨床医はどう向き合うべきか,the Quintessence 2017, 36:184-185. 13. Fukai K: Oral health for achieving healthy longevity in an aging society: evidence and policy, The International Journal of Oral Health 2017; 13:52-57. 14. 深井穫博ほか.一般地域住民の口腔および全身の健康‐8020推進財団歯科医療による健康増進効果に関する研究, 日本歯科医学会誌, 36: 62-73. 2017. 15. 深井穫博.歯科口腔保健の推進に関する「基本的事項」の取り組み状況と今後の課題,公衆衛生.2017; 81(1), 6-13. 16. 深井穫博.エビデンスに基づく健康政策とグローバルヘルス, 歯界展望2017, 129(5): 1004-1005. 17. 深井穫博.認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)と歯科医療・口腔保健, 歯界展望 2016, 127(2): 246-249. 18. 深井穫博ほか.歯科患者の口腔内状態および全身の健康状態‐8020推進財団歯科医療による健康増進効果に関する研究,日本歯科医学会誌 2016: 35;39‐50. 19. 深井穫博. 歯科開業医ができる国際保健医療協力 日本国際保健医療学会編. 国際保健医療のキャリアナビ. 南山堂. 東京. 2016.127-133. 20. 日本歯科医師会(深井穫博編集委員長).健康長寿社会に寄与する歯科医療・口腔保健のエビデンス2015,日本歯科医師会,東京,2015[詳細]
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